学生たちは最終審査会に向けてツアーを再検討。親子で参加するツアーであることから、参加人数の枠を広げたり、より多くの人が楽しめるツアーになるよう考えました。最終審査会に向けての発表練習も何度も繰り返しました。渡邉教授の指導のもと、話し方や強調の仕方など細部にこだわり、聞く人に伝えるプレゼンテーションの追及を行いました。

最終審査会は1月30日（月）に愛知県で行われました。最終審査に進んだチームの中で、県外からの参加は本学のみ。アウェイ感を感じたものの、「ここまで来たらやるしかない！」とチーム全員で挑みました。発表後、審査員の方から「そんなところに目を付けたのか」との驚きの感想が寄せられ、学生たちは「地域を限定せずに、愛知県全体を楽しめるよう最後まで『ツウ』にこだわった部分が評価された」と笑顔をみせました。
リーダーの秋山奈津美さんは「最優秀賞を獲りたかったという悔しい気持ちもあるが、（渡邉教授が今年で定年退職されるため）渡邉ゼミが参加する最後のコンテストで結果を残せたことに嬉しさを感じている。ゼミはこの活動で最後になるので、メンバーと達成感のあることができてよかった」とやり切ったという晴れ晴れとした様子。同チームの近藤舞香さん、深沢碧さん、佐藤美結花さんは「もともと旅行業界に就職することを目指して渡邊ゼミを選んだ。自分たちでツアーを考え、提案するという貴重な経験をすることができたので、これまで学んだことを活かして残りの大学生活を充実させていきたい」と話しました。