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【プログラム紹介】科学を「コミュニケーション」するとは: 科学コミュニケーションプログラム

2022/10/06(木)

  • リベラルアーツ学群
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社会と科学をつなぐ科学コミュニケーション

みなさんは「科学」というとどんなイメージを持っているでしょうか。

難しくてつまらないもの。自分には関係のないもの…。

これは実際に授業アンケートで「科学」が苦手という学生たちから出てきた回答です。「科学」好きな学生もいる一方で、良いイメージを持てない学生もいます。

多くの人の心にあるこんな否定的な「科学」のイメージ。これを打ちこわしていくための学問分野があります。それが「科学コミュニケーション」です。

担当の有賀雅奈助教

科学知識には宇宙の起源のように興味深いものもあれば、感染防止方法のように生活に役立つものもあります。しかし、高度で複雑なために避けられてしまいがちです。科学コミュニケーションでは、心理学や教育学などの知見を用いつつ、科学の知や価値を皆さんの関心を引き出しながらわかりやすく伝えていく意義や方法を探求しています。

さらに現代科学は技術を介して皆さんの日常に関わっています。スマホも医療も天気予報も、着ている洋服にだって科学が関わっています。そして科学の影響は良いものとは限りません。原子力爆弾のように命を奪い「クローン人間」の議論のように価値観をゆるがすこともあります。科学と社会が信頼し合いしながら共に良い未来を創っていくにはどうしたらいいのか。この問いを社会全体で考えていけるようにすることも、科学コミュニケーションの重要な役割です。

桜美林大学リベラルアーツ学群では2021年に科学コミュニケーションプログラムを新設しました。この特徴は「文系」「理系」のような枠を超えて学ぶことができること。国内大学の科学コミュニケーションのコースやプログラムの多くは「理系」か大学院生を対象としています。これに対し桜美林では、受験の区分や理科が得意かにかかわらず、多様な視点から科学コミュニケーションの課題や方法を考えることができます。

実際、「科学コミュニケーション」ゼミ(専攻演習)の受講者のほとんどは「理系」が得意と思っていません。ゼミでは環境などを考える子供向けのワークショップや漫画を用いた科学の表現技法、科学とアートと融合させる事例などを取り上げて報告したり、科学技術と社会について多面的に議論する場を企画したりしています。ゼミ生のひとりは「このゼミを知った時とても魅力に感じました。ただコミュニケーションを学ぶのではなく、科学やコミュニケーション、SDGsなど多方面から物事を考えられるということが魅力に感じたのです。理系が嫌いだった私にとっても、こんなに面白いのだと感じることができました。文系、理系など関係なく幅広く考え、仲間と共有できるやりがいのあるゼミだと感じています(LA学群3年生)」と話しています。

多面的な思考、理論と実践を結ぶ科学コミュニケーションプログラムは、今後もリベラルアーツらしい学びを切り開いていきます。

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