3月15日（金）、町田キャンパスにて2023年度秋学期に沖縄国際大学への国内留学を経験した学生の成果発表会が行われました。

国内留学とは、単位互換協定を結んでいる沖縄?北海道の大学に半年または1年間の国内留学ができる制度です。そこで修得した単位は、本学の卒業単位に算入することができます。

今回、本プログラムに参加した有川萌々香さん（ビジネスマネジメント学群2年）は国内留学中に体験した異文化交流の重要性と自己発見について話しました。

有川さんの国内留学の体験は、学問の探究だけではなく、大学で学ぶ意味そのものや自分自身を見つめなおす転機にもなりました。芸術文化学群に入学し、2023年度春学期からビジネスマネジメント学群へ転群した有川さんは、沖縄国際大学の産業情報学部でITを学ぶことに加え、新しい価値観に触れながら自己の可能性を広げたいと考え、この国内留学へと踏み出しました。

留学中、有川さんはIT科目だけでなく、スポーツ科目も履修し、海外留学で来ていた学生とも出会い、異なる文化背景を持つ国際色豊かな学生たちとの交流を通じて、「何か新しいことを始めるには、今からでも遅すぎることはない」という貴重な教訓を得ました。また、この国内留学の経験から、もともと取り組んでいた歌やダンスなどの自己表現で世界をつなぐことにも挑戦し、更に通訳や日本語教師としての夢や展望についても触れ、自身のキャリアにつながる国内留学となりました。

最後に、自分を変えたいと思う人や今いる場所と異なる環境に飛び込みたいという学生にはぜひ国内留学に参加してほしいと話しました。
新たな環境での挑戦は、将来に向けての一歩を踏み出すための勇気を与えます。
沖縄の晴れやかな空の下で学びを得た有川さんは、発表後も国内留学での充実した体験をたくさん語ってくれました。